脂肪吸引は、その名の通り、脂肪を吸引して除去していく方法のことです。具体的な手術の仕方は、カニューレという金属性の細い吸引管を用いて脂肪細胞を吸い出して(吸引)していく方法になります。注意すべき点は、この方法で脂肪吸引できる脂肪は、皮下脂肪のみであり、内臓脂肪は取り除くことはできないということです。
脂肪吸引の目的としては、体重減少のためのダイエットとは異なり、部分痩せを目的としたものであるといえます。そのやり方としては超音波脂肪吸引法、浅層脂肪吸引(Superficial liposuction)といった方法が主に利用されるのですが、それらは、チューメセント法(tumescent)をベースとして行われるものです。
この方法は、同時に数箇所の手術をすることができ、所要時間としては1時間以上、手術するところがが多くなると数時間が必要となってきます。今、現在、脂肪吸引は、最も考えられる確実な痩身法のひとつと言えます。頬、顎、上腕部(二の腕)、腰回り、腹部、お尻、太もも、ふくらはぎ、足首などあらゆる部分で手術が脂肪吸引で可能となっています。
先ほど説明いたしましたが、脂肪吸引は、ダイエットとは異なり、部分的な皮下脂肪を減らし、見た目やサイズで、プロポーションをよくする治療方法です。つまり、全体の美しさのバランスを整えるものといえます。だから、脂肪吸引で、誰でもモデルのような体形になれるというものはないのです。
大切なのは、医師とのカウンセリングにおいて、自分の希望を伝えることもありますが、脂肪吸引によって考えられる結果とその限界について、自分自身で理解することが大切です。日本美容外科学会専門医の医師は、脂肪吸引に実績のあるので、脂肪吸引の前に、説明をしてくれます。そして、治療を受ける自身も十分に理解、納得する必要があります。
