脂肪吸引の際の麻酔は、手術範囲に応じて異なり、硬膜外麻酔、全身麻酔、静脈麻酔、局所麻酔を使用します。硬膜外麻酔は無痛分娩などにも用いられ、硬膜外の空間に麻酔薬を注入し鎮痛作用を得る方法で、身体に特に異常が無いことが確認できしだいそのまま帰宅できる安全性の高いものです。
全身麻酔
手術中全く痛みを感じること無く入眠の状態にしますが、他の麻酔法と比べると身体にかかる負担が大きく術後は十分に休む必要があるため、宿泊可能なクリニックが望ましいです。
静脈麻酔
短期間で痛みの少ない手術に使用され、血管から直接麻酔薬を入れて眠っている状態にします。
局所麻酔
手術が小範囲の場合に使用され、麻酔液を注射することで手術部分の痛みを感じなくします。
麻酔は個人の体質などに影響しますので、麻酔科認定専門医(学会が定める所定の審査に合格し、厚生労働省認定の麻酔科標榜医資格を有する者が認定される資格)の医師がいるクリニックをおすすめします。
脂肪吸引の手術後は、感染を予防する薬や脂肪吸引後の腫れを抑える内服薬を処方します。腫れや内出血が少なければ少ないほど、早期の社会復帰を可能にします。
また手術後に痛くて眠れなかったらどうしようなどどなたでもこのような不安が多少なりともあるようです。この場合は麻酔薬が含まれた麻酔テープによって手術後の痛みに対し鎮痛効果を得ることができます。
部位や吸引量によって異なりますが脂肪吸引後は2〜3日、痛みが残りますので、この時期に硬膜外より麻酔液を注入したり、麻酔テープにより痛みの管理を行うようにします。
